ヤングリーグとは?

◆ヤングリーグ

1992年11月 全日本少年硬式野球連盟
加盟チーム 小・中30チームで設立(兵庫県尼崎市)
1994年   村山実氏を会長に迎える
1996年11月 二代目に中西太氏就任
2003年8月  兵庫県より特定非営利活動法人(NPO)の許可を受ける
2004年12月 三代目会長に山本一義氏就任
2007年1月  日本野球連盟に加盟

中学生の硬式野球団体は(財)日本野球連盟(JABA)に加盟する以下の7団体があります。
ヤングリーグは、国内3番目の規模の団体です。

(財)全日本硬式野球連盟において、小中学生から大人まで軟式野球団体がありますが、(中学校の部活動等)学童硬式野球としては、
日本リトルリーグが1955年東京近郊で5-6リーグとしてスタート。1972年にリトルシニア結成。
小学部のリトルリーグでは、ソフトボールと同じ広さのダイアモンドで、離塁(リード)や振り逃げがない。

ボーイズリーグが、1970年鶴岡一人(元南海ホークス監督で野村克也楽天監督の師)の主導により大阪市でスタート。
中学野球では、軟式野球も含め、唯一、金具のスパイクを禁止している。(小学生軟式野球と同じスパイクを着用)

そして、ヤングりーグが、1992年兵庫県尼崎市で小・中学生30チームで設立。
毎年加盟チームが増えています。

近年では、ヤングリーグ、ボーイズリーグ、シニアリーグ各団体が混合で試合を行い、中学硬式野球日本一を決める大会が行われたり、ボーイズリーグ、シニアリーグとの練習試合も多く行っています。

◆ヤングリーグ理念

○主旨
本連盟は、健全な硬式少年野球の振興と、発展に寄与することを、目的として全国組織で、誕生するものです。
野球を通じて少年達が、将来健全な社会人として成長するよう、その潜在能力を引き出す、お手伝いをするものです。
従って、指導に携わる者も、社会人として常に、常識ある行動をとり、その原点は「どうすれば少年達に役に立つか」にあります。
そのためには、私利、私欲を捨て愛情と寛容の精神をもち奉仕活動をやろうとする趣旨で結ばれた者同志が集う新しい組織です。
我々は野球の一つ一つのゲームや練習の中で人間を見、人生を、社会を見ようとしているわけです。それが、こんなにまで野球に熱中させられる大きな理由の一つです。
これからの日本を、世界を担って進む少年が野球を通じて学び取ったものを今後の人生に生かすような事になれば、この上ない喜びとなりましょう。
どうか、この主旨をご理解頂き、多くの方々のご参加を賜りますよう、お待ち申しております。
全日本少年硬式野球連盟に加盟するには、代表、監督、コーチ、マネージャーと選手名を記入して連盟にお申込みください。

○加盟手続き
加盟申請書提出の上定款に基づき所定の審議の上加盟金、登録金を納め加盟できます。小学生の部と中学生の部はそれぞれ単独チームとして扱います。
○全日本少年硬式野球連盟の行事と大会
A.春季大会(小学<6年生を含む>・中学)
B.夏季大会(小学・中学)
C.秋季大会(小学・中学)
D.グランドチャンピオン大会
E.国際親善試合(海外遠征含む)
F.地区大会及び親善試合
G.その他目的達成に必要とする事業

○役員・監督・コーチ・選手・審判の任務
役  員
ヤングリーグ運営の指導者として積極的に奉仕し、愛情と寛容の精神をもってチームを正しく指導し、自ら少年の健全な育成に任ずる誇りをもたなければならない。

監督、コーチ
・練習及び試合を問わず、服装は常に選手と共に活動できる連盟制定の服装で指導しなければならない。
・選手の健康管理に常に留意し、技術向上と選手の教養に必要な知識とルールの研修を高めること。
・言語も態度も選手が尊敬、信頼できるよう注意しなければならない。

選  手
・少年らしい純真さと勇気と忍耐をもって、規律正しい態度で指導者の指示に従いまたは練習に励むこと。
・選手は試合中相手方をひぼうすることなく、親善交流を旨としたプレーをしなければならない。
・選手は試合中相手の好プレーに対し、賛辞を与えるような態度でなければならない。
・ヤングリーグの選手であるというプライドをもって、選手同志は常に友情を旨とし、相助け合いながら清く、正しく、歩まなければならない。

審  判
・常にルールを研修、試合関係者に信頼される審判態度であること。
・試合運行上の最高責任者としての正しい態度が必要である。
・審判は常に少年選手であることを念頭におき、判定態度はあくまで明確でなければならない。